殴るぞ

色々と思いっきり話します。

マニー・パッキャオ「夢の終わり」

マニー・パッキャオがジェフ・ホーンに敗れて、早くも1週間が経過しようとしている。時が流れるのは早いもので、気が付けばあっという間に時間は経過していく。WBO世界ウェルター級タイトルマッチは、ホーンの国であるオーストラリアで行われた。かつてラス…

村田諒太とエンダムが再戦すべき3つの理由

村田諒太がハッサン・エンダム・ヌジカムに敗戦してから、早くも2か月以上経過しようとしている。 「不可解な」判定負けから村田は現役続行の意思を表明し、WBAから異例のスピードで再戦指令が出たほどだった。 通常ボクシングのこのような判定結果に終わっ…

十両とは前田敦子である

ということで、先日お邪魔させていただいた「幕下相撲の知られざる世界」のライブ中継。元々ニシオさんとは仲良くしてもらっているわけだが、今回はそんな彼らと大相撲の十両について話した。元々、江戸時代にお給金として十両もらっていたことからその名が…

【浦和レッズ】恐ろしい乱打戦を制す。関根貴大は浦和の男になれるのか?

なんて試合だよ。殴り合いも良いところっていうか、前から来てくれるサンフレッチェだったから良かったものの。これが柏や鳥栖だったら負けていたかもしれない。でもまあ、リーグ戦というのは巡り合わせだ。こういう試合をきっかけに上げていく事もあるって…

私のど真ん中には、いつだって清原和博がいる。

昔の野球選手で苅田久徳という人物がいる。日本プロ野球初の退場処分となった人物であり、戦前・戦後のプロ野球を支えたスター選手であった。そのプレーは「苅田の前に苅田無く、苅田の後に苅田無し」と評されたほどだった。野球好きの人は多いことだろう。 …

【浦和レッズ】悪い流れを取り返せない状況。「いつものようにキメてぶっ飛ばそうぜ」とは。

どうしたんだよ、浦和レッズ。春先の勢いがまるでないじゃんって、最近聴いているのが忌野清志郎のせいか「雨あがりの夜空に」がすっと頭の中に出てきた。下ネタは言わないぞ。フィッカデンティの鳥栖に対して全くいいとこなく負けたっていうか、いつものよ…

桐生祥秀と山縣亮太がとても楽しみになってきた

こんな表現をしたら失礼に当たるのだろうか。だが、そう書かずにはいられなくなった。桐生と山縣は今回の日本選手権で、多田修平やサニブラウン・アブデル・ハキーム、ケンブリッジ飛鳥に敗れた。まだまだ伸び盛りのサニブラウンには雨の中自己ベストをたた…

神野大地が「箱根では終わらない」3つの理由

箱根駅伝で活躍したランナーは大成しないという言葉をしばしば耳にする。だが、それは本当なのだろうか? 確かに柏原竜二さんや竹沢健介さんのように学生時代とは程遠い結果に終わってしまう走者は決して少なくない。 今井正人だって2時間7分台を出すまでに…

【浦和レッズ】オナイウ阿道と田中要次

とうとう決めてくれた。え? ズラタンはもう決めているでしょって? 違う違う。いつも私が茶々入れる選手と言えばもちろん彼よ。オナイウ阿道。今年ジェフからやってきたオコエ君そっくりのってそんなことを言いに来たわけじゃない。 私は今年に入ってちょく…

江川と西本と父

金曜日に発行される青年誌、スペリオールで多く読んでいる漫画の中でも注目している漫画がある。「江川と西本」。 察しの良い方は分かるだろう。江川卓と西本聖。彼らは、1980年代を支え続けた読売ジャイアンツの主戦投手だった。後に繋がる槙原・斎藤・桑田…

【浦和レッズ】雨空に思う、「うまくいかない時こそ昌子源がいたら」とは。

やられた。あんなの止められたら拍手するしかないよ。 なんてPC画面の向こう側から思ったレッズとレイソルの試合。ごめんジュビロは見ていない。点差聞いて、雨空に思う。 西川含めてみんなが頑張っていないなんて口が裂けても言えない。けれど、ちょっと色…

メイウェザーだから指し示すことが出来る未来

色々と長い時間を掛けて到達した場所と言える。フロイド・メイウェザー・ジュニア対コナー・マクレガーの対決。12ラウンドのピュアなボクシング対決として試合は行われ、互いに10オンスのボクシンググローブで試合を行うとのこと。既にマクレガーがネバダ州…

【浦和レッズ】激しく戦った120分!「おかえり、森脇良太」とは。

まさかのACL大逆転勝利。済州で2点差を付けられたときには、これはもうだめだと思ったものだ。しかし、選手たちはどうやら諦めていなかったらしい。勝負とは何が起こるかわからない。改めてサッカーという競技の奥深さを思い知った試合だったと言える。 さて…

【浦和レッズ】宇賀神友弥「捲れ」

その名前をネットニュースで見た時の驚きは、今も忘れられない。 いや、レッズのファンとして西川がまさか代表落ちするとは思わなかったし、確かにDFから槙野や遠藤航が選ばれるとも思ってなかった。そうじゃない。もう一人、浦和レッズのとって忘れられない…

亀海喜寛「小さな教授の終わりなき旅」

しばしば、その人の人生の事を「道」と表現することがある。大相撲の大関である豪栄道は自らの四股名に、名前である豪太郎より「豪」を、母校の埼玉栄高校より「栄」、そして恩師と相撲道へと精進するという意味合いを込め「道」を選んだのだそうだ。 さて、…

比嘉大吾の勝利には名トレーナーあり。野木丈司の名を覚えておいて損はない。

さて、今回の世界戦では村田諒太のことを何度か書いてきたが、新鮮な驚きもあったことは事実だ。比嘉大吾の世界戦は正しく新鮮な驚きであったことは言うまでもないだろう。今時のボクサーらしくない、良くも悪くもとんがった選手。日本にもこんなボクサーが…

村田諒太に今必要な3つの「技術」

村田諒太の「不可解な」敗戦から早くも2日経つが、八重樫東の敗戦は正直予想外だったとしても概ねボクシングを楽しむことができた土日だったのではないだろうか。土曜日はいささか興行に拙さが見られたようだが、いずれにしてもボクシングを盛り上げていくた…

村田諒太が世界王者になれなかった3つの理由

さて、多くのボクシングファンが望んでいたこの試合。村田諒太vsハッサン・ヌダム・ヌジカム(以降はエンダムと表記する)のWBA世界ミドル級正規王者決定戦。2位の村田は1位かつ暫定王者のエンダム相手に強打を振るい、4ラウンドにはダウンを奪う活躍を見せ…

ボクシングを楽しく妄想しよう。ライトフライ級に隠れた日本ボクシング界の未来とは。

拳四朗の世界王者挑戦が正式に決定し、早くも5月20日村田諒太の前座として世界王者に挑む事となっている。いよいよ親子鷹での世界王座獲得を目指す事となるのだが、ここで面白い事が起きている。 現在のWBA王者は田口良一。井上尚弥相手に好戦した選手である…

閉塞感漂うボクシング界。突破口を担うのは、やっぱり彼らだと思う。

亀田興毅の企画を途中から見ていて、びっくりしたことがあった。なんと視聴者数が1000万人を越えていたというのだ。AbemaTVのサーバがパンクし、FacebookやYouTubeのライブ動画と連携していたことで、中継の被害を最小限に留めることができたわけだが、それ…

人間の限界とマラソンというレース

マラソンの高速化が進んでいる。日本記録どころか、2時間6分台のタイムが記録されなくなって早くも15年経過するが、その間に世界では2時間5分はおろか2時間3分台の記録も破り2時間2分に到達している。 先日、東京マラソンでウィルソン・キプサングが2時間3分…

スポーツとはあなたの憂さ晴らしのためにあるのではない

さて、今シーズンのサッカーシーンにおいて大変残念なニュースが多く聞かれている。先日話したガンバやフロンターレの件に端を発し、さいたまダービーでの緩衝地帯の柵を破壊する行動、浦和レッズ森脇良太の暴言騒動。そして、徳島ヴォルティスの馬渡騒動と…

【浦和レッズ】負けてはいけない鹿島戦でウノゼロ敗戦!「勝利の女神を振り向かせるのは技術」とは。

まあ、これ以上やっても限界だってことはわかったよね。そういう時だってあるじゃん。5年前、22歳。ぼくは好きな女の人がいた。その人は5歳年上のなかなかの美人さんだった。だけれど、後から聞いたらものすごく男グセの悪い魔性の女だったというオチ。 その…

【浦和レッズ】さいたまダービー予想外の敗戦!「ラファエル・シルバが真のチームの一員になった」とは。

さいたまダービー敗戦。まさか開幕から勝利数0だった大宮に足元を掬われるとはね。と思ったんだけれど、先日DAZNで見逃し配信していたエル・クラシコを見て考えを改めた。そうだ。これこそがダービーマッチよ。チーム状態とは一切合切が断たれ、目の前の試合…

旭日旗問題の本質的な問題

さて、この記事を投稿して良いものかは分からない。 何分、情報が錯綜しており、果たして何が正しくてどこまでがどうなっているのかが不透明な状況だからだ。あえて事実だけをここでは沿って書き、そして自分はこう思う、ということだけを書いておくことにし…

【浦和レッズ】ガンバ大阪応援旗問題。浦和レッズだからこそできることとは。

ガンバのナチス旗が今物議を醸している。よくよく見てみると「スレッジ・ハンマー」という団体の旗なのだが、ナチス親衛隊の旗のデザインと酷似している。そして、それが過去5年近くに渡って放置されてきた。 明らかな改善も見られないような状態で、だ。 確…

【浦和レッズ】札幌相手に薄氷の勝利。柴戸海くん「森脇さん、あんたからレギュラー奪うよ」とは。

薄氷の勝利でしょうな。ただ、はっきり言えるのは札幌はかつての「エレベータークラブ」ではないということ。稲本や小野伸二といった確かな実績と能力を持った選手たちを中心に、都倉賢というどでかいエースがいる一つの立派なチームとなっていた。 しかし、…

【浦和レッズ】本田圭佑獲得を考えてみる。毒となるか薬となるのか?

ACミランのベルルスコーニ王朝が終わった。イタリアを代表する政治家でもあり、実業家でもあった豪放磊落な男、シルヴィオ・ベルルスコーニ。思うに彼にとって、ACミランとはロマンの一つだったのだろう。その象徴が、彼にとってはミランだったのだ。 男には…

久保隼「世界王者をゴールにしてはいけない」

ネオマール・セルメニョがゴングが鳴っても立ちあがって来ない。疲労を理由に棄権したその幕切れは、果たして世界戦と呼んで良いものかどうか。途中まで2-1でスコア上はリードしていたと聞いていたら、きっとセルメニョは戦っていたのではないか。そして、防…

大迫傑が、ボストンマラソンを走った理由を推察する。

さすがは、スーパースターなだけはある。きっと彼は本当に日本陸上界へとメダルをもたらしてくれるのではないか、という確信さえ抱かせてくれた。 名前を大迫傑、中学時代からまるで風のように走っていたというその男は、まさしくエリート中のエリート。高校…