殴るぞ

色々と思いっきり話します。

拳四朗の良さって何ですか?

良い子のみなさん、お元気ですか? 私は精神衛生上全然元気じゃありません! イブもクリスマスもパソコンの前で仕事して、時間ある時にネットも見ていて、そりゃあ「俺何やってるんだろう…?」ってなる。佐久長聖が優勝したからと言って浮かれているネット民…

普通に考えて山中対ネリーって、山中にリスクがありすぎませんか。

はい。ということで、山中慎介とルイス・ネリーの再試合が組まれる可能性が高くなったわけだが、正直に言って不安しかない。 というか、もはや試合を楽しめる余地がない。 いや、まあ分かるのだ。相手はドーピングしてきたから勝てただけであって、普通の状…

尾川堅一が世界チャンピオンになったのに、メディアはもっと頑張った事を称賛しないで本当に良いんですか。

世の中とは世知辛いもので、どんなに頑張っても「頑張ったで賞」なんてもらえない。 どれだけ勉強していても、点数が良くなければ良い学校には入れないし、どれだけ仕事を頑張ったとしても結果が出なければ業績は出ない。 ちなみに私がどれだけ頑張って仕事…

格闘技に激しい殴り合いを求めるのは大変結構ですが、選手たちの命や環境ってどうでもいいんですか。

なぐりあい はい。気持ちが乗ったので二日連続で投稿します。10月だったかに、キックボクサーの健太選手が激しい戦いばかりが賞賛される風潮はおかしいみたいな内容を書いていたのを急に思いだした。 確かに打ち合いは爽快で楽しいんです。 格闘家が格闘家と…

結果が出なかったスポーツ選手をこき下ろすあなたって、滑稽ですね。

はい。お久しぶりです。 最近はヤフーニュースなんかで手軽にコメントできるようになっていて、もはやコメントまとめサイトすら出ている始末なわけだ。 先日の福岡国際マラソンで、大迫傑が2時間7分19秒という日本歴代5位の記録を叩き出した事で現在メディア…

いちいち不祥事が起こるたびに「団体から脱退しよう」という発言するの、馬鹿らしくないですか

ルイス・ネリーのドーピング騒動によって、山中慎介のWBC王座はどうなるのかが宙ぶらりんになって久しい状況となった。 結果として3ヶ月近く待たされたこの騒動は、WBCが山中とのリマッチを命じるという形で一連の騒動の決着を見た事となった。当然だが、ス…

村田諒太が世界王者になることができた3つの理由

私は何度も、村田諒太は世界王者になることができないと述べてきた。それを見事に打ち破ったことについて、今さらここで述べることでもないだろう。WBA世界ミドル級のタイトルを獲得することができたのは、決して偶然でもなければ奇跡でもない。当たり前だろ…

たった1試合で西岡利晃は私を失望させた

思い起こすと、もうあれから5年は経っていることに気がつく。私はまだ大学生で、とあるオフ会で亀田を擁護し、五十嵐に手厳しい論評を書いたところ呼ばれなくなってしまったり、就活で面接官に逆ギレしたり。22にして所詮自分は価値のない人間と絶望したり。…

日本サッカーの最大の問題は「指導者に全てを投げてしまう」ことである

まあ、Sportivaの杉山サンと浅田サンがどうだというわけでは無いが、ハイチとニュージーランドのテストマッチは別にこの結果でもよかったのではないかとも思う気がする。だってワールドカップ関係ないし。テストマッチだけを切り取ってピーピーと騒ぐのは、…

ジョーとファーディナンド、挑戦することの違いとは。

さて、イギリスではボクシング界にとって面白いトピックスが出てきた。サッカーのイングランド代表でマンチェスター・ユナイテッド所属していた、元サッカー選手であるリオ・ファーディナンドがボクシングへの挑戦を公言したのだ。 ズブの素人がボクシングへ…

昭和92年のスポーツ

私は「プロ野球死亡遊戯」というブログが大好きで、しばしば覗かせていただいているのだが、あれは2年前だろうか。野球賭博で読売ジャイアンツの選手3人が無期限の失格選手(つまり事実上の永久追放)になってしまった件でのエントリーを読んだ時だった。 「…

知っていますか、JBCはドーピング検査を実施しないんですよ

さて、ルイス・ネリーのドーピング検査で陽性という結果が出ながらも、現在WBCは総会でネリーの処分を行わない方針であることを決めている。以前も話した通り、このまま有耶無耶にされてしまうという可能性が十分に考えられる。 結局有耶無耶にされたという…

強い相手との試合が決まらなかったことに対して、「逃げた」と安易に表現するの、やめませんか

私が世の中で嫌いなものはたくさんある。例えば、文字を入力するだけでフリーズするパソコンやヤクルトスワローズ、闘莉王にイブラヒモヴィッチ。そして、当日になって飲み会に誘ってくるイベンター。あれ絶対ただの人数合わせのためで後でたんまりと金を絞…

比嘉大吾「思わず話したくなる男」

村田諒太のリベンジマッチに隠れて、実はこの世界戦で密かに楽しみにしている選手が一人、いる。階級はフライ級で、ミドル級とは打って変わって非常にスピード感ある試合展開となりそうな印象がある。 戦績は13戦全勝全KO勝利。フライ級としてはそのKO率と破…

清水聡と村田諒太、今も変わらないライバル関係

さて、いよいよ10月21日に迫った村田対エンダムの再戦。前回はいささか野心を欠いた戦いとなったわけだが、今回の村田は野心とパワーでエンダムを押し込むことができるかが注目される。 前回の結果からも分かることだが、エンダムをきっちりと片付けない限り…

山中慎介はこれからどうなるのか

8月15日に行われたWBC世界バンタム級タイトルマッチで、山中慎介は敗れた。しかし、これに対して勝者であるルイス・ネリーから禁止薬物が検出された上に、B検体からも同じ禁止薬物成分が検出された。 簡単に言えば、ネリーは山中との試合でドーピングをして…

井上尚弥のアメリカデビュー戦と未来

しかし、見事な形でニエベスを相手に圧勝したものだと感心する。この試合をもって、井上尚弥のアメリカデビュー戦は見事に成功を収めたといっても良いだろう。 途中で見せたニエベスへの挑発を含め、井上らしさを随所に見せてくれたのではないだろうか。 常…

浅田真樹や杉山茂樹にサッカーの記事を書く資格なんてあるんですか

呆れたというのが率直な感想だろうか。すでに河童戦術さんが記事を記載しているように日本のサッカーの発展を妨げてきたのは紛れもなく日本のメディアであることは事実だということである。例えば少なくても日刊スポーツのハリルホジッチ日本代表監督に対す…

最近のボクシングあれこれ

■井上尚弥の海外挑戦 さて、いよいよ井上尚弥が海外へと挑戦する時がやってきた。目標としているローマン・ゴンサレスとの対戦が今のところ実現できていない状況にある中では、ベストな選択をしたと言えるだろう。 ここ1年の井上はこちらから見ても心配する…

ロマチェンコとリゴンドウ。ミスマッチに見えて楽しみな一戦。

世界最高峰の技術戦が見られるかもしれない。 ギレルモ・リゴンドウとワシル・ロマチェンコの対戦交渉が今、行われているのだという。ロマチェンコをプロモートするトップランクがリゴンドウとの対戦交渉を行っているということに、大変な驚きがあった。かつ…

明日に迫ったヨネクラジムの閉鎖。歴史は引き継がれていく。

その知らせは、突然だった。ヨネクラジムの閉鎖である。 山手線の目白駅から池袋駅の間や、西武池袋線の池袋駅から椎名町駅間で見える風景から、古びた看板が良く見えたものだ。池袋に用事があって山手線に乗車すると、ヨネクラジムの看板が見えてくるといよ…

ゴロフキンとカネロ。メイウェザーとマクレガー。ボクシング界を左右する一戦は今まさに始まろうとしている。

多くのボクシングファンが期待しているであろう、亀海喜寛とミゲール・コットの世界戦。特にアメリカでの人気がとても高いコットを相手に亀海がどこまでやれるのか、という点は非常に興味深い一戦が幕を開けようとしている。 その同日に、多くのファンがこち…

シェーン・モズリーとオスカー・デ・ラ・ホーヤ「才能に苦しんだ男たち」

かつて世界中のボクシングファンを沸かせた名王者が、グローブを壁に吊るすことを決意したようだ。シェーン・モズリー。シュガーの愛称で知られたスピードスターは、幼少期からその才能を存分に発揮していた。彼が12歳の時、当時11歳だったオスカー・デ・ラ…

本田明彦帝拳ジム会長の発言は、現場で頑張るトレーナーや選手への最大級の侮辱である。

山中慎介の記事を書き終わった後に出てきた記事に、怒りを覚えた。帝拳ジム本田明彦会長の発言だ。大和心トレーナーがタオルを投げたその判断に対して、「一瞬、魔が差したんだと思う。普通であれば試合を止めていいか聞いてくるはず。頭が真っ白になったん…

山中慎介は負けるべくして負けたのか?

山中慎介が敗れた。ルイス・ネリというメキシコ人挑戦者によって。その衝撃的な攻撃は、今までにない迫力と勢いがあった。山中がネリの圧力に押し負けた、という印象も無くもないが、それ以上に山中の攻撃が良く見えていた何よりの証だと思う。 ここに至るま…

帝拳ボクシングジムでは、日本のボクシングを変えられない

この記事は書くかどうかですごく悩んだ。そう。時間にして20分くらいだろうか。誰かが書かなければならないだろう。そう思って、私はこの文章を書くこととしよう。 田口良一の世界戦を深夜に見ながら、とてつもなく豪華なゲスト解説に驚いたものだ。長谷川穂…

白鵬翔が私に教えてくれたこと

改めて、世の中には分からない事がいっぱいある。スポーツだけでも、ものすごくある。 田沢純一が日本のプロ野球で2年間プレーできないと言う訳の分からない禁則事項や、「日本のマイケル・バッファー」冨樫光明氏がフリーライターの片岡亮氏と結託して嘘八…

京口竜人逮捕。「でもボクサーライセンスはく奪はされないんだろうな」とは。

弟の世界戦が決まった矢先に、なんて不祥事だよと呆れてしまった。 京口竜人、酒気帯び運転逮捕の報道は、それだけ私をがっかりとさせる物だった。 素晴らしい才能を持っていたのだ。大阪帝拳ジムに所属し、2011年にはフェザー級で全日本新人王を獲得した男…

帝里木下の敗戦に孕んでいる、日本ボクシング界の危機とは。

マニー・パッキャオとジェフ・ホーンの試合では、前座として日本で活躍しているボクサーが世界タイトルに挑戦した事を皆さんご存知だろうか。名前を帝里木下。3年前にゾラニ・テテとIBF世界スーパーフライ級王座決定戦を行った経験を持つ。かつては日本スー…

井上尚弥が井上尚弥として帰ってきたら

井上尚弥が9月9日にアントニオ・ニエベスとロサンゼルスで防衛戦を行うと聞き、個人的には少しほっとしたものだった。ローマン・ゴンサレスを倒す事が出来るだけのポテンシャルを持ちながら、目標としてきた相手が敗れたことでモチベーションの低下を訴えて…