殴るぞ

色々と思いっきり話します。

2014-01-01から1年間の記事一覧

亀田興毅のスーパーチャンピオンベルト授与から見る、日本に戻ってくる可能性とメリット

亀田興毅にWBA世界バンタム級のスーパー王者に贈られるベルトが授与された。WBA王座を8度防衛したことからの功績と考えていいものであろう。しかし、主にボクシングファンは亀田を嫌う人が多い上に、弟の大毅と対決したリボリオ・ソリス戦での騒動によって冷…

ギタウ・ダニエルが日大に与えた功罪

矢沢永吉を愛するケニア人が鶴見から戸塚まで走り抜けて、もうちょうど4年が経過することになる。ギタウ・ダニエルその人である。4年間でごぼう抜きした人数は50人。モグスや佐藤悠基とは対極にあるゴツゴツとした汚いランニングフォームでありながらも長い…

きっと川内優輝は箱根で諦めない心を学んだ

福岡国際マラソン、藤原正和が日本人トップ。知っているかい、日本人よ。藤原正和は実はすごい選手だ。初マラソン日本人記録保持者で、学生マラソン日本記録も持っている。経歴だって西脇工業と中央大学出身というエリート中のエリートだ。箱根ランナーから…

つくばロボッツに見えた、NBLというリーグの現状

もはや、再建をするのは不可能の域に達している。日本バスケットボールの現状である。FIBAの理不尽な要求でさえも呑まねばやっていられないほどの惨状には目を覆うばかりだ。そして、その追い打ちをかけるようにNBLのチームが経営危機であることを露呈。いよ…

リゴンドウの機能美を感じよ

この男が来日することが決定した時点で、ぼくは八重樫も井上尚弥も大晦日の紅白も全てどうでもよくなった。ぼくが今世界で一番美しいと思っている世界王者、ギリェルモ・リゴンドウが防衛戦を行うことになったからである。そのスタイルは言い表すのであれば…

J2プレーオフ、運命が決まる。

ジュビロ、ロスタイムの失点で敗れる。引き分け以上でファイナルステージへの進出が決まっていたジュビロにとって、これ以上のショックはないだろう。まさかのGK山岸のヘディングによって敗れるとは夢にも思わなかったはずだ。Jリーグができてから、ジュビロ…

記憶と記録に残った飛坂篤恭の走り

ものすごい形相で、逃げる早稲田を追い詰める選手がいた。東洋大学が初の総合優勝を達成した時に区間賞を獲得した飛坂篤恭である。その形相の割にきっちりと冷静なレースを展開していたのも、また印象深い。この年の東洋大学は、優勝候補と呼ばれた早稲田を…

もし日本に森兄弟がいなかったら

自業自得というのが、回答だろうか。日本バスケットボールの醜態である。bjリーグへの仕打ちとともに、様々な既得権益争いによってそもそもFIBAが要請していた話し合いすら成り立たなかったような状況だった。大体が、他の団体が和解に奔走している時点で既…

佐藤悠基という凄み

箱根駅伝を見ていると、何度も忘れられない選手が出てくる。その際たる選手が、ぼくは佐藤悠基だ。名門・佐久長聖を卒業し、トラックでは当時学生最強と呼ばれた留学生のモグスにも勝利した才能の塊。1年先輩だった伊達秀晃とともに、新入生ながらチームを引…

その1球が、菅野の成功を裏付けた

今でも覚えている1球がある。菅野智之の大学時代だ。ロイ・ハラデイに憧れる前の菅野は、速球とスライダーでねじ伏せるタイプのピッチャーだった。大学の先輩だった久保裕也も大学時代はそうであった。だが、久保よりも球の力は段違い。150キロを越えるスト…

トライアウトという復活の場

華やかな日米野球が幕を閉じて、大谷翔平や藤浪晋太郎のような若い選手や菊池涼介に山田哲人のような野手も躍動した日本代表。だが、プロ野球は決してそういう選手たちばかりではない。プロで活躍できる選手で、尚且つ日本代表にまで漕ぎ着ける選手はほんの…

やりたいこととできること

アジアカップ前哨戦とも言えるオーストラリアとの対決。日本のライバルになるであろう開催国でもあるオーストラリアは若手をあえて使って健闘した。それでも前線の核はケーヒルであることに変わりはないのだが。とは言っても、若手選手も欧州に在籍する選手…

白鵬よ、目を覚ませ。

見るに堪えない光景だった。昨日の白鵬-照ノ富士の「ダメ押し」である。既に照ノ富士が土俵から出た時点で相撲としての取り組みは決していた。だが、あえて下してから無理に相手を突き飛ばす。そんな感情的な相撲をとっていた。決して褒められた行動ではない…

なぜ河野公平はここまでも地味に見えてしまうのか

井上尚弥、2階級制覇へ。スーパーフライ級で現状では最強とも言われるオマール・ナルバエスと12月30日に拳を交える。やや時期尚早な気がしないでもないが、プロ8戦目での2階級制覇という圧倒的な功績を持って怪物第2章とするのであろう。同日には八重樫東が3…