殴るぞ

色々と思いっきり話します。

サッカー

ブスは待てども、そのままでは誰も振り向かない

昔、仕事場にブスな女がいた。不躾かもしれないが、あまりにもブスすぎて今でもよく覚えているくらいだ。ただ、仕事はしないで居眠りしている、スマホはいじるとやりたい放題。そのくせ他人の振る舞いには難癖をつける。「性格は顔に出る」とは良く言ったも…

ヴェンゲルが日本に来るわけねえだろ

アーセナルの監督を務めていたアーセン・ヴェンゲルが退任する事となった。

誰とは言いませんが、今火消しに励んだところで却って悪い方向に進むとは思いませんか?

ヴァイッド・ハリルホジッチが日本代表監督を解任されてから早くも数日が経過している訳だが、少なくとも日本のサッカーがポジティブな方向には進んでいない事は確かだろう。強化対策の長である西野朗氏の就任の一方で、様々な圧力が噂された。 本大会を前に…

日本サッカーの最大の問題は「指導者に全てを投げてしまう」ことである

まあ、Sportivaの杉山サンと浅田サンがどうだというわけでは無いが、ハイチとニュージーランドのテストマッチは別にこの結果でもよかったのではないかとも思う気がする。だってワールドカップ関係ないし。テストマッチだけを切り取ってピーピーと騒ぐのは、…

【浦和レッズ】雨空に思う、「うまくいかない時こそ昌子源がいたら」とは。

やられた。あんなの止められたら拍手するしかないよ。 なんてPC画面の向こう側から思ったレッズとレイソルの試合。ごめんジュビロは見ていない。点差聞いて、雨空に思う。 西川含めてみんなが頑張っていないなんて口が裂けても言えない。けれど、ちょっと色…

旭日旗問題の本質的な問題

さて、この記事を投稿して良いものかは分からない。 何分、情報が錯綜しており、果たして何が正しくてどこまでがどうなっているのかが不透明な状況だからだ。あえて事実だけをここでは沿って書き、そして自分はこう思う、ということだけを書いておくことにし…

永井謙佑「Time is running out」

ドイツ語でWunderという単語がある。英語に訳すと「素晴らしい、奇跡の」という言葉だ。Wonderという単語をドイツ語化させたものである。かつてオーストリア代表はWunderteam(ヴンダーチーム)、奇跡のチームと呼ばれていた。奇跡のチーム。ワールドカップ…

グランパス新喜劇

その速報を目にした瞬間、大笑いしてしまった。 不謹慎なのは分かっている。頑張っている選手たちには失礼であると承知している。それでも、手を叩いて爆笑してしまった。何に爆笑したのか。名古屋グランパスのJ2降格だ。西野朗氏が退任してから招聘された小…

森崎浩司「It's Happy Line」

サンフレッチェの象徴が、スパイクを脱ぐ時が来た。森崎浩司。サンフレッチェ広島を代表する森崎兄弟の弟で、チームを代表するプレイヤーである。その才能をかつて同僚だった柏木陽介は、このように語っている。「浦和に移籍した後も含め、あれほど上手い選…

阿部勇樹「水を運び、飲む男」

かつて、イビチャ・オシム氏は自身が指導した選手の中で一番好きな選手を水野晃樹と言ったことがあった。「日本人選手に持っていないものを持っていた。すべての場面でトライして、リスクも冒せていた」のだという。それは、彼が「水を飲める」選手であり、…

ハリルホジッチがやばいんじゃない

サッカーの日本代表がやばいという話を聴く。UAE戦で逆転負けを喫し、イラク戦では終了間際に勝ち越しゴールを決めなければ引き分けという状況だった。確かに結果から見るとヤバいように見える。オーストラリア戦が始まるまでは最終予選4位という結果は確か…

Jリーグに訪れた最大のチャンス

イギリスの大手動画配信企業、パフォーム・グループによる10年2100億円での大型契約が締結された。これを受けて、元々の条件だった1ステージ制の復帰も併せて正式に決定した。今までにない規模の金額がJリーグにやってきたことによって、「本来あるべき姿」…

25年前のユーゴスラビアと25年後の日本

「サッカーは分からない」。 シュワーボことイビチャ・オシムが呟いた言葉である。1992年5月28日にサッカーユーゴスラビア代表は、国際連合からの制裁を受けて全ての国際大会から追放される形で終焉した。国家としてすでに崩壊していたユーゴが、最期に輝き…

ブーイングとは正しい応援だろうか

さいたまダービー引き分け。自分は試合を直接見ることができず、詳細がよくわからなかったのだが、大宮のストロングポイントと浦和のタレント力がともに出た好試合だったそうだ。甲乙つけがたい試合結果となったのは、スコアからもはっきりとわかるものとな…

【EURO2016】ベルギー代表から感じた「組織で戦う重要性」

素晴らしい試合だった。一番応援していたスペイン代表が敗れてからというもの(それ以前からではあるが)、ほぼほぼ流し見になっていたEUROであるが、世界最高峰のサッカーから学ぶことは未だに多い。何よりも興味深いのは、ある種世界でもトップレベルとも…

【EURO2016】ドイツ-ウクライナ「締まらない試合を締めた2人」

2-0というスコアで、ワールドカップ王者のドイツが主要国際大会2連勝へ向けて好発進をした……、と言いたいところ。しかし、正直な話で言えばウクライナにしつこくサイドを攻められ、あわやという状況になっていたことは間違いなかった。特に前半、ウクライナ…

ガレス・ベイル「アポロ」

ベイルとはアポロである。チョコでもロケットでもない。20年近く前に流行ったあの曲だ。ポルノグラフィティのデビュー曲「アポロ」だ。疾走感のあるメロディとスケール感のある歌詞は未だに彼らの代表曲の一つとして定着している。ガレス・ベイルは正しく疾…

【EURO2016】フランス-ルーマニア「6.10バズーカ」

さて、テロなどが発生したことで開催すら危ぶまれたフランス。主力選手であったベンゼマが代表から永久追放され、その他主力選手が負傷離脱が相次いでいる中でも開催国として優勝候補に挙げられている。実際、飛車角落ち感は一切なく、むしろディディエ・デ…

眠れない夜のために

PK戦は、千両役者によって幕を閉じることと相成った今年の欧州サッカー。しかし、アツい戦いはまだまだ続く。今週金曜日にいよいよ始まる激戦、EURO2016だ。コパ・アメリカも同時に開催されている今夏は、サッカー好きにとって睡眠不足に悩まされる1か月とな…

ジョゼ・モウリーニョ「彷徨うスペシャル・ワンの行く道」

欧州サッカーのシーズンもいよいよ終わり、新しいシーズンへ向けて編成部が動き出し始める時期が来ている。UEFAチャンピオンズリーグで4強に入ったチームのうち2チームが新たに監督を招聘し、またそれ以外でもチームとして体を成していなかったところやチー…

レッズとマリノスが吸収合併されない、3つの理由

まさに衝撃的なニュースであった。三菱自動車が日産の資本傘下に入るという報道である。急に出てきた一連の不祥事は、日産が三菱を安く買い叩くための策であったとか、色々と言われている。しかしここでは、様々な陰謀論に関するコメントは差し控えたいと思…

ジダンの持つカリスマ性。名将への道へと向かうための鍵。

ラファエル・ベニテスが引かされた貧乏くじは、ベニテスのキャリアにとって良かったかどうかは別としても1月で解放されることと相成った。スペイン人の戦術家は、スター軍団を束ねるにしてはやや型に嵌め過ぎる傾向にあったことは言うまでもない。リヴァプー…

マヌエル・ペジェグリーニ「サラリーマン指揮官」

割と損な役回りが多い指揮官である。しかし、標榜するサッカーはいつだって魅力的で有り続ける。マヌエル・ルイス・ペジェグリーニ・リパモンティとはそういう男だった。故郷のチリでプレーし続け、現役選手としてのキャリアもチリで終えたDFは監督としての…

ジョゼップ・グアルディオラ「血も涙もない天才」

タイムアップの笛が鳴り響き、歓喜の輪が出来上がったのはアトレティコ・マドリーのイレブン。そしてそれはサッカーの天才がキャリアを通して味わった重大な敗北の一つであるということを意味していた。ジョゼップ・グアルディオラ・イ・サラは3大会連続でバ…

続・悪党シメオネの反抗

バイエルン破れたり。180分という過酷な戦いを制したのは「戦術の天才」ペップ・グァルディオラではなく、「悪党」シメオネだった。勝利のためにどんな手を使うことも厭わないダーティな男ではあるが、実際にはとてもクリーンで整備されたディフェンスシステ…

レスター・シティFCが教えてくれる「お金で買えない価値と勝ち」

早朝、トッテナム・ホットスパー(以下、スパーズ)対チェルシー戦。スパーズは優勝するためには勝たねばならないわけだったが、チェルシーのホーム・スタンフォードブリッジとの相性は良くなかった。エースのハリー・ケイン選手のゴールなどで2点をリードす…

巻誠一郎「グラヴィティ」

ジーコの記者会見で、ポルトガル語なまりで話される言葉を覚えている人は多くいることだろう。最後の最後、呼ばれた名前にどよめきがあったように。巻誠一郎というサッカー選手はこうして多くの人に名を知られるようになったのだ。ジェフユナイテッド千葉で…

なでしこジャパン「新しい明日へ」

なでしこジャパンのオリンピック予選敗退の責任を取り、佐々木則夫監督の退任が決定した。男女というカテゴリーを除いても、現在の監督と比較しても実績ではビセンテ・デル・ボスケスペイン代表監督と同格ではないだろうか。 国際大会3大会連続決勝戦進出、…

本山雅志「さらば天才」

クラブを代表するレジェンドがまた、チームを去る。鹿島アントラーズの本山雅志だ。黄金世代と呼ばれた世代でも、本山はファンタジスタと呼ばれて讃えられていた。それもそうだろう。赤い彗星と呼ばれた東福岡高校で高校3冠を成し遂げ、男子の全カテゴリーの…

トーマス・シャーフ氏講演(2)

トーマス・シャーフ氏のサッカーへの熱は凄まじいものだった(当たり前、と言われればそれまでだが)。実直な人柄の彼らしく明確で、かつシンプルな哲学が見て取れた。 ■攻撃的なサッカーとは何か? 「ボールを奪ってから攻め上がるという意思統一がなされて…