殴るぞ

色々と思いっきり話します。

商売やビジネスとは信用を売るものだ。

 そういえば、先日アムウェイをやっていた時の直接スポンサリングした人からLINEがあった。

 過去への謝罪、君も頑張れとかいうのが具体的な内容だったのだが、そんなことしている暇があったらマケの一つでもやっておけと感じたのは事実である。しかも、未だに稼げると思っていやがる。

 さて、なぜネットワークビジネスをやっている人は成功できない人が圧倒的に多いのかを久々に考えてみようと思う。

 すっごく単純明快な話なので、3つくらいに簡潔にまとめようと思う。

 ◆①そもそもそういう構造だから

頑張れば成功できる」とか、「努力したもん勝ち」ってそりゃあそうなんだけれど、元々ネットワークビジネスという仕組みは頑張れば頑張るほど出費も当然ですが多くなる。

 自分が働かなくても済むような所得を獲得するためには、当然ですがそれ相応の支出を下に強いることとなる。当たり前だが、そのためには当然赤字を覚悟しなければならない。それを脱却したければ、自分がグループを作って下の人間に消費させるような構造を作り上げなければならないわけだ。

 例えば、ヤ○ザの組織があった時にしのぎの売り上げとして上納金というのがある。

 それを下の組織の者たちに納めさせる。こうしてヤ○ザの幹部たちは潤う訳だが、端的にいえば末端組織は稼げない。だが、上は潤う。これを良いと取るか悪いと取るかはあなた次第だが、簡単にいえば努力したとしてもぶっちゃけ限界は近い。だって、下に行けばいくほど稼げないんだから。当然例外はあるだろうけれどね。

◆②頑張り方を知らない人が圧倒的に多い

え、でも頑張れば成功できるんでしょ!?」と思われた人もいることだろう。正解。確かに成功者は頑張っている。

 成功している人は、頑張っている人たちが圧倒的に多い。最初から楽して金を稼ごうとするなど考えてはならないのだ。どんなに今ハッピーな人たちだって、最初からそうだったわけでなく裏で血を吐く思いをしているのだ。すんなりと行く人など最初から存在していないと思った方が良い。

 あとは、頑張り方を知らない人や違う方向に頑張っている人の方が圧倒的に多い。別にネットワークビジネスは素晴らしいシステムだとは思うけれど、自分もそうだったが環境に存在していることだけで満足してしまって何もしないか、努力している方向を圧倒的に間違えている人たちが多い。

 だが、そんな血みどろの世界であるなどと最初から教えると尻込みする。だから良いところだけを見せているのである。自分に足りないものを客観的に捉え、そのためにはどうすれば良いかを真剣に考えなければならない。ミーティングやグループ内だけの集まりだけでは全く足りない。

 自分で金を出して自己投資を行わなければならないのに、それさえ気がつかない人が多くいる。ちなみに私は自己投資をした段階で不要と判断した。ただ、あの時に関わったりスポンサリングをした人たちには申し訳ないと思っている。そういう点では私もスポンサリングした人と同罪なのだ。

◆③言葉に嘘偽りがある、つまりその人の体や心になじんだ「言葉」ではない

 難しい横文字とか、そういうのを使って無理矢理自分の言葉にしようとしている時点で、もうその人の言葉ではない。なので、そういう言葉を使う人にはこう質問してあげよう。

「つまり、どういうことだってばよ?」。

 ライフスタイルが変わるとか、楽しい人生が待っているとか。今一つグッと来ないものが多い。あと、自分の願望を話した後でやたらとつないでくる人にはこう返してあげよう。

そのビジネスと自分の将来、どうつながる訳?

 事実、直接的に繋がらないことばかりなのだ。友達づきあいをしたいだけならば、飲み語らえば済む話だし、応援したいならば黙って応援していてくださいと言う話だ。

 もし、これで完璧に返してきたら、勧めてきた人は相当の熟練者か成功者だろう。ただ、殆ど無理やりにでも繋ごうとする人なので、どこかにぼろが出る。それは自分の言葉で話すことができていないからだ。

 要はその人の事を金でしか見られないのである。いや、そう考えていればむしろ思い切りが良い。割り切れない部分を抱えていながら中途半端にスポンサリングするからお互いに傷つくのだ。その人の言葉でないからこそ。

 あなたは友達を傷つけてまでお金を選びますか? 否定してきた人間を「その程度の友人」と切り捨てられますか?

 私には無理でした。25歳で気がつけたことは幸せだったと思います。でも、それまでに傷つけてきたかもしれない人を思うと、やりきれなくなります。

 ですから、あえてお伝えします。自分自身の価値や技量を磨いた方がよっぽどお金になります。まあ、今の若い人はその感性が本当に素晴らしいと思うから、そんな心配ないだろうけれどね。

◆蛇足:LINE送ってきた人が多分「失敗するだろうな」と感じた理由

 実際に会ったから分かると言う訳ではないですが、大体「ああこの人駄目だろうな」というのは分かる。

 そりゃあ、毎日ではないが顔を合わせていたくらいだし、大体こういう人なんだと言うのは分かる。自分も彼の態度ややり方について、アップの人間にクレームを入れた程だった。

「あいつの言うことは聞かなくていい」と。

 それから4年は経過したが、字面からも分かる。何も成長していないんだなーってことが。理屈で物事を説明するところとか、行間が読めないところとか。繰り返しになるが、ネットワークビジネスをやっている人の中で一番大事なのは自己成長。それは普通の営業マンよりも数百倍くらい努力しなければ手に入らない。

 コミュニティに所属して、そこで学びや成長があると言うなら自己満足でしょう。ただ上から示されたものを「学び」と考えて成長できると思ったら大間違いなのだ。だから思うのだ。「この人は絶対成功できない」と。

 大体こちとら自分自身の言葉にどんだけ頑張ってもまだならないのに、4年前から何も成長していないおっさんがまだ別のグループのアムウェイで夢見てるって方がよっぽどあほだと思うんだよね。いい加減気がつけよ、って。

◆感想

 まあ、いろいろ毒吐いたけれど、別にネットワークビジネスを貶めたい訳ではないのね。実際、アムウェイで稼いでいる人(成功している人)、例えば中島薫さんや山崎義幸さんはやっぱり人間性は素晴らしいと思う。今度山崎拓巳さんの話も聞くしね。

 ビジネスをしないという約束で会員になった時の方も常に努力されていた方だったし、別の事業でもしっかりと成功していた方だった。

 と考えると、頭は良くないといけない(これはシステムそのものの構造を理解しているかどうかという意味も含む)し、悪いなりに努力はしないといけない。真正面から反対意見とぶつかる訳だからメンタル体力話術テクニックも全て重要。

 とてもじゃないけど、ネットワークビジネスって社業の片手間にやれるようなもんじゃない体力も覚悟も財力も頭脳も全部使わなければ、不労所得を得ることなんてできない

 それを何一つ勉強しようとしていない人がやろうとするから問題だって起きるし、多分自分の環境にも合わないと思う。商売ってね、物だけじゃなくて信用を売っていくものだから。