殴るぞ

色々と思いっきり話します。

浅田真樹や杉山茂樹にサッカーの記事を書く資格なんてあるんですか

 呆れたというのが率直な感想だろうか。すでに河童戦術さんが記事を記載しているように日本のサッカーの発展を妨げてきたのは紛れもなく日本のメディアであることは事実だということである。例えば少なくても日刊スポーツのハリルホジッチ日本代表監督に対する批判はいくらスポーツ新聞とは言えどもただの粗探しと同等のそれでしかない。

 杉山茂樹氏にも同じことが言えるだろう。「サッカー番長」と謳いながら未だに日本のサッカーメディアに鎮座しているが、その内容はあまりにもお寒い内容しか記載していない。私はスポーツナビで杉山氏の文章を見た瞬間にすぐにブラウザバックをするくらい読む価値が無いと思っている。

 そして今回は河童戦術さんのブログも記載されているように、サッカーライターの間では有名な浅田真樹氏はこのような文章を書くことで意図的にルーカス・ポドルスキを貶め批判しているのが見て取れる。最も彼がこのようなやり方で人を批判するのは今に始まったことでは無い。

 杉山氏も浅田氏も。自分が正しいと思ったことしか記事にしないし文にしない。こういうのはライターでは無いし、客観的事実も見れないまま自分の考えをただ押し付けるのは用いた暴力と同等である。

■まず、ポドルスキとこの記事は一切関係が無い。

 札幌に移籍してきたチャナティップポドルスキとはまるで違う選手である。そもそもポドルスキと比較してなおかつ貶めるロジックを一切読者は共感しない。少なくとも私は共感どころか嫌悪すら覚える。

 私はチャナティップのプレーを間近で見たことがないから分からないが、それならばそのことだけを書き、そして選手たちの評価を得れば良い話であって、そこにポドルスキを意図的に絡める必要は無いだろう。もちろんタイ代表というアジアの中ではまだまだ強豪国とは言い難い国からやって来た選手ではあるし、ドイツ代表のポドルスキと比べてみるというのはあるがそれでも繋げ方としてはあまりにも強引すぎる。

 少なくともポドルスキに対しての敬意は一切ない。何年か前に亀田に対して浴びせていた罵声と何一つとして変わりはないとすら感じるほどである。有名な選手などと比較することで持ち上げたり落としたりというロジックは簡単だが、それを安易に使うことでアクセス数を稼ごうという魂胆は最低だ。

 むしろサッカーに対して浅田氏は愛があるのかと感じるほどである。私が書いていることは感情論かも知れないし、立場も知名度も圧倒的に彼らのほうが優れているだろう。だが、あえて言わせていただこう。浅田氏には愛がない。そんな彼にサッカーの記事を各資格など最初からない。

■手のひらを返す、人間性を批判してまで謝らない人がなんで現場で立てるんですか?

 この二人は7年前から対してスタンスを変えていない。浅田氏は岡田武史氏が代表監督時代に親善試合で韓国に敗戦後に「今すぐにでも岡田監督を解任するべき」と大騒ぎした記事を浅田氏は記載していた。ところが、デンマーク戦に勝利した後にはその考えすらぶれ始めて絶賛を始めてしまったのだからもうこの時点で考えのない人なので読む価値すらないと実感させられてしまったのを昨日のことのように覚えている。7年前に別の方がこのように言及している。

 杉山サンもそうである(彼は批判する相手に対して「サン」とつけるので、私もぜひ付けて書きたいと思う)。彼がどのように述べたかはリンク先を参照にしていただきたいのだが、3戦全敗という予想が外れたらお詫びのコラムを書くと明言しておきながら明確なお詫びが未だ見られない。

 浅田氏の変節ぶりと頓珍漢な論評にも呆れるが、人間性を否定した上で、なおかつ未だ謝らない杉山サンはもはや人間としても最低だ。くだらない意地に振り回されて未だにサッカー番長などという大層な名前に胡坐をかいているようにしか見えない。ライターとしてと言うより人間として最低だ。

 こんな人たちが未だに過去の栄光にしがみついて、サッカー界で偉そうにしている。なんでこんな彼らが未だに第一線で活躍しているのか。とてもではないが理解に苦しむ。最も、そのようなライターを重用しているスポルティーバは同罪なのだが。

■だが、これはサッカー界だけの問題ではない。

 とはいえ、目の肥えたサッカーファンはこのような杉山サンの記事は読まないだろうし浅田サンの記事も読まないだろう。他にも資格を問いたい方が多くいることは事実だ。

 その一方でとても良くサッカーを見て考察しているライターさんやブロガーさんも多くいる。スポーツナビなどには居なくても、少しニッチなメディアにいることは事実なので、どうか自分に合うライターさんを見つけていただきたいと思う。私は同級生でもある結城康平くんを強く推薦したい。

 サッカーは次第にこういう運動が徐々に起きてきて自然と淘汰されていくだろうが、問題なのはサッカーだけがこの問題を抱えているわけでは無いということだ。たとえばボクシングは少なくとも読みたくなる方が皆無であるというところが頭の痛いところである。

 例えば、亀海のことを賞賛する記事は多く出るだろう。だが、冷静に敗因を分析できるボクシングライターが日本中見渡してみて果たしているだろうか。ホルヘ・リナレスの負傷によるWBC休養王者でありながらもWBAのタイトルに挑戦してWBC王者の義務を果たしていないことに言及できるライターが果たしているだろうか。答えは居ない。

 所詮はこんなものなのだ。かつてイビチャ・オシムはこう言った。「(日本のサッカーは)大きく成長を遂げていると思う。だが問題は、君たちマスコミだ。40年間、まったく成長していないのでは?」

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